sotuken

卒研のテーマって難しいなぁと思ってます。特に言うと出尽くしてるような気がしています。なにか最近目新しさということをよく聞きますが、、少し気になっとります。。
今気になってるのは平成の大合併による、市役所の利用の変化が気になっとります。

今まで市役所として機能していたものが、吸収した都市へ機能が移され、そこは支所として扱われる。併設されていた市議会の場はなくなる。中心が移りマチが衰退するのではなく、そのハードを使って新たな文化や今ある文化の発展ができないものかと… よーわからんけど、専用の美術館なんて必要としてなくて、その作品を飾る為にすべてのものが、その作家によって変化できるような感じって面白いよーな気がしております。

その為宮島の町役場を調査してまいりました。

宮島町役場は今年11月に廿日市編入合併することが決まっており、役場の機能は廿日市市役所に移されるでしょう。

役場は町の中心であり町民や観光客に行政サービスをする場所?文化の奨励の場?

こんか観点からして問題点は
1Fがピロティとなっており、利用者の立場からして利用が困難であり、開かれた行政とは言いがたい事。
場所の問題。位置的に考えて観光都市宮島として、観光者利用されないのではないか?宮島の産業は観光のみと言っても過言ではないのだが、行政が観光に力を入れているとは思えないほど、行政マンは観光者になれていない。
ボリュームの問題。対岸の遠景から見た際の宮島とは、大鳥居と公共建築が目をひき、歴史を感じるものより、大きな公共建築がメインとなっているような気がする。また宮島にわたった際の中景では、妙にデザインが中途半端で公共建築なのか、歴史的建造物なのか、わかりにくいのである。またボリュームの大きさから周辺の歴史的なものがかすむような気がしてならない。近景にまで近づいた際、結局なんなんだ?役場ということすら分からない。入ってやっと役場と気づくものに感じた。

そして合併した際この建築はどうなるのだろうか…
まだまだ調査不足であるが、今後この内容について考えたいと思う。。